Windows 10にJMeterをインストールする方法:初心者向けステップバイステップガイド
Windows 10でJMeterを動かす準備をしよう Windows 10へのJMeterのセットアップは難しいわけではありませんが、ちょっとしたコツも必要です。このツールはパフォーマンステストに最適ですが、最初の第一歩はインストールからです。ここでは、その手順と、時にはちょっと面倒に感じることについて解説します。 まずは基本:Javaはインストール済み? JMeterを使う前に、まずはあなたのパソコンにJavaが入っているか確かめましょう。これはかなり重要です。コマンドプロンプトを開いて、java -versionと入力してみてください。表示されたらインストール済みです。エラーが出た場合は、Javaが入っていないか、正しく設定されていない可能性が高いです。 Javaが未インストールの場合は、Oracleの公式サイトから最新のJDKをダウンロードしましょう。インストーラーの指示に従えば簡単です。インストール後は、環境変数を設定しておく必要があります。設定方法は以下の通りです: 「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「システム」>「詳細設定」 「環境変数」ボタンをクリック 「システム環境変数」に新しい変数 JAVA_HOME を作成し、JDKのインストール先フォルダを指定(例:C:\Program Files\Java\jdk-20) 「Path」変数を編集し、%JAVA_HOME%\binを追加 変更を反映させるには、コマンドプロンプトを閉じて再起動してください。再度 java -version を実行し、バージョンがしっかり表示されればOKです! 次はJMeterをダウンロードしよう 次に、公式Apacheのサイトから最新のJMeterをダウンロードします。ZIPファイル形式なので、インストーラーの面倒がありません。ダウンロードしたら、わかりやすい場所(例:C:\JMeter)に保存しましょう。 ファイルの解凍作業 ZIPをダウンロードしたら、次はファイルを解凍します。おすすめは7-ZipやWinRARなどの解凍ツールですが、Windows標準の解凍機能でもOKです。ファイルを一つの専用フォルダに入れておくと、整理がしやすくなります。JMeterは設定ファイルやデータの配置がきちんとしている方が動作しやすいため、整理整頓しておくと良いでしょう。解凍ツールによっては解凍時に問題が出ることもあるので、普段使い慣れたツールを選ぶのがおすすめです。 環境変数の設定:JMeter用 JMeterをスムーズに使うために、環境変数も設定しておきましょう。再び「環境変数」の設定画面に行き、新しいシステム変数